読書日記-生き方の基礎となる体験を提供する
モンテッソーリメソッドの2つ目の基本は
「生き方の基礎となる体験を提供する」です。
子どもが失敗をしそうだと思っても
黙って見守ります。
失敗を回避するために助言をすることは
子どもの成長する機会を
奪うことになります。
子どもの頃から幾つもの失敗にぶつかり
自分で解決する習慣は
諦めない強い精神を育みます。
子どもが主体的に学ぶようになるための
下準備として、
できる限り手を使うように
習慣づけてあげます。
毎日何かするときには必ず手を使うからです。
自分でできることが増えることで
精神的にも自立します。
ここでもやはり感じるのは
親は子どもが成長できる環境さえ整えたら
あとは見守る勇気が必要だということです。
特別危険な状況ではない限り、
口も手も出さずにただ見守ることが
大切なんだと思います。
それが一番難しそうですけど…笑
つい痛い思いや、辛い思いをしてほしくないと
思ってしまいますけど、
そういった経験も子どもにとっては
今後活きてくる大切な経験になるんですね。